先日、冬休みを利用して美しい雪景色が広がる北海道に行ってきました。北海道といえば、さまざまな観光スポットがありますが、その中でも今回のご紹介するのは札幌の「時計台」です。
時計台といえば、札幌のランドマーク的存在。観光名所としても有名です。この時計台に設置されている時計の動力が何なのか、みなさんご存じでしょうか?
実は、この時計台の時計は「おもり」を動力としています。そして、このおもりはなんと週に2回、人の手で巻き上げられているのです!時計そのものの始動は明治14年、つまり140年以上前にさかのぼります。それからワイヤーロープやねじといった消耗品以外は一切交換されていないというから驚きですよね。
長い年月にわたって動き続ける時計台の時計。その秘密は、定期的なメンテナンスにあると言えます。この事実は、私たちが取り扱っている機械式腕時計にも通じるものがあります。
機械式時計は、定期的なオーバーホールを行うことで、何世代にもわたって使い続けることができる一生もののアイテムです。札幌の時計台が今でも時を刻み続けているように、大切にお手入れをすれば、あなたの腕時計も未来に渡ってその価値を保ち続けることができるのです。
札幌の時計台を訪れて、時計の歴史とその持続可能性に改めて感動しました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!