トライアンフというメーカーは、当時Vツインが全盛だった時代に、敢えてパラレルツインのバイクを世に出した革新的なバイクブランドです。このバイクブランドとのコラボが成立したのは、ブライトリングのCEOジョージ・カーン氏が熱心なバイクライダーであることも後押ししています。
アイスブルーの文字盤は、1951年に製造されたトライアンフのサンダーバード6Tモーターサイクルに緻密にカラーマッチングされており、1970年代に製造されたブライトリングの希少なブルー文字盤のトップタイムの色合いと調和しています。モダン・レトロなデザインには、マッシュルーム・プッシャー、パンチング加工を施したレザー・レーシング・ストラップ、光と質感を表現したサテン仕上げのメタリック・ダイアルなど、オリジナルのトップ・タイム・モデルの要素が随所に取り入れられています。オープン・ケースバックからは、この時計のパワフルなエンジン、ブライトリング・マニュファクチュール・キャリバー01を見ることができます。
6時位置のトライアンフのエンブレム、スピード計測用タキメータースケール、コントラストの効いた「角丸」(正方形でもなく円でもない)サブダイヤルといったデザインが、ヴィンテージのダッシュボードメーターを思わせます。
意外と知られていないのが、「ゾロ」ダイヤルになっていることです。光の当たり方で、その特徴的なダイヤルが姿を現します。
オートバイを駆り、スポーツカーを走らせ、全速力で人生を謳歌することが風潮だった1960年代に思いを馳せ、トップタイム・トライアンフを身に着けてみてはいかがでしょうか。
ぜひ店頭にてご覧になってください。