18 ct Armor Gold®製ケースの「ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ＆ナイト」。ブラックラッカーの文字盤、ゴールドメッキの針、ゴールドのアップライト・インデックス、ブラックのサントーニ社製アリゲーター・ストラップを備えています。

「ポルトギーゼ」コレクションの魅力は、時を超越したデザインだけではありません。IWCシャフハウゼンが誇る、高級時計製造における幅広い専門性の証でもあります。長年にわたり、IWCは高度な複雑機構を備える「ポルトギーゼ」モデルを多数発表してきました。直径42.4mmの18 ct Armor Gold®製ケースを持つ「ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ＆ナイト」には、ブラックラッカーの文字盤、ゴールドメッキの針、ゴールドのアップライト・インデックスが組み合わされています。Armor Gold®は、微細構造を改良することにより、従来のレッドゴールドに比べて硬度と耐水性が大きく向上しています。つややかな光沢仕上げを施したブラックの文字盤が目を奪うような深みを湛え、美しいコントラストを演出します。6時位置には、高級時計の複雑機構として極上の洗練度に到達した、フライング・ミニッツ・トゥールビヨン。トゥールビヨンの内部では、テン輪とアンクルレバーを収納した小さなケージが、軸を中心に1分周期で1回転します。アンクルレバーとガンギ車はシリコン製で、特別なダイヤモンドコーティングが施されています。ダイヤモンドシェル®技術が摩擦を軽減し、ムーブメント内部でのエネルギーの流れを向上させ、84時間という長時間のパワーリザーブが蓄えられます。内蔵されたトゥールビヨン停止機構により、メカニズムを完全に停止し、秒単位の精度で時計をセットすることが可能です。もうひとつの特徴が、9時位置のデイ&ナイト表示です。軸を中心にして回転する小さな惑星によって、昼と夜の永遠のサイクルを描写します。手巻きムーブメントにはローターがないため、タイムピースの表裏どちらからも小さな惑星の姿が見えます。IWCで時計技師を目指す実習生が、このユニークなコンセプトの発案者です。「ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ＆ナイト」を駆動するのが、円状のコート・ド・ジュネーブ装飾で丁寧に仕上げられたIWC自社製キャリバー81925。ゴールドメッキの地板には一部にスケルトン加工が施され、香箱やその他の部品を存分にご覧いただけます。18 ct Armor Gold®製フォールディング・クラスプを持つ、ブラックのサントーニ社製アリゲーター・ストラップが取り付けられています。