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白山店

NOMOS GLASHÜTTE 「タンジェント」日本限定モデル入荷!!

河崎 詩織

1992年の発表以来、常にベストセラーのノモスを代表するアイコニックピース"タンジェント"が、日本の伝統とコラボしました!

 タンジェントは、これまで大きくデザイン変更がされたことがなく、そのシンプルを極めたユニセックスなデザインが時代を越えて愛されております。ケース厚が薄く、軽いつけ心地も魅力のひとつです。

そして今回の日本限定モデル、
「Tangente Japan Blau」-タンジェント ジャパン ブラウ-は、日本の伝統芸術である"浮世絵"からインスピレーションを得たモデルとなっております。

 

*Blauは、ドイツ語で「青」を意味する言葉です。

 

浮世絵の青はベルリンから来た!?

なぜ、今回浮世絵から着想を得たのか、、そこには歴史的な縁があったのです。
 浮世絵の青の染料は、昔から日本で使われていた「本藍」と、「ベロ藍」 と呼ばれる18世紀のドイツ・ベルリンで発見された2種類あったのです。
 地名から「ベルリン藍」と名付けられ、略して「ベロ藍」と呼ばれ、日本の浮世絵を代表する絵師、
葛飾北斎や歌川広重が好んで使用し、浮世絵の中で描かれる空や波に広がりや奥行きを与える、美しい革新の色となりました。
 江戸時代、当時の人々は、この新しい透明感ある美しい青色「ベロ藍」の登場に沸き立ち、この鮮明な青で摺られた浮世絵は、たちまち大流行しました。

今でも"侍ブルー"などの言葉が定着するほど、私たち日本人の精神性を表す色となっています。

また、そののちには、ヨーロッパの有名画家たちに大きな影響を与えることになる浮世絵…不思議な縁を感じますね。

 そんなご縁のある浮世絵から着想を得た新作、「Tangente Japan Blau」は浮世絵に浮かぶ淡い雲を思わせる乳白色の文字盤に、浮世絵の中で生き生きと描かれる美しい鮮やかな青色をインデックスと、ドイツ伝統の青焼き針で表し、スモールセコンドには浮世絵作品を華やかにし全体を引き締める「紅」をさしています。
ぜひ、この美しい作品を店頭にてご覧いただきたいです。

葛飾北斎 富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』をモチーフにした特製スリーブ、トラベル用にもなるレザーケース付きです!

裏蓋外周には、「TAGENTE SONDERMODEL JAPAN」と日本限定を示すドイツ語とシリアル番号が刻印されています。

正規販売店 限定35本

品番  NM139.S53R
価格  382,800円 (税込)
ムーブメント 手巻き
ケース 35mm  厚さ6.2mm
秒針  赤染め

ストラップはブルーを引き立てるホーウィン社製のブラウンのへり返しコードバンにディプロイメントバックルが付属します。

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