元戦闘機パイロットの野口です。
今回はクラシックAVI カーチスP-40ウォーホークを紹介します。
まずは、敬意を表しこのモデルの基となったウォーホークから。この飛行機はアメリカ陸軍で活躍した戦闘機で、ノーズに描かれたシャークティース(サメの歯)が有名です。元々ノーズアートは部隊の士気を鼓舞するために描かれたもので、シャークティースを世界で初めて描いたのがこの飛行機だと言われています。当然時計の裏蓋にもこのシャークティースが描かれています。
戦闘中、パイロットは計器を読むのではなく、残像で目に焼き付けて脳で処理します。時計を読むのも一緒で、操縦桿や出力調整レバーから手を放さずに、斜め方向から見ることがほとんどです。そんな時に役立つのが、文字盤に描かれているアラビア数字とガラスに施している無反射コーティングなんです。これにより眩しい環境でも、一瞬で数字と針が残像として記憶できます。
冒険家のパイロット達が長距離・長時間飛行を競い合った時代、その飛行時間を測るために作られた1~12が刻まれた両方向回転ベゼル。その他、ウォーホークの迷彩柄からとったグリーンの文字盤、手袋をしてても操作しやすい大きなリューズや刻みの付いたベゼル、コマが多く手に吸い付くようなステンレズブレスレットなど、プロフェッショナルな特徴が満載です。。また、ナビタイマー41mmより490000円も安い731500円と、コスパも持ち合わせています。
ナビタイマーが民間パイロット用に作られた時計なら、クラシックAVIはまさに戦闘機パイロット用に作られた時計です。
ぜひ店頭で手に取って確かめてください。お待ちしております。